ヨツールは創業170周年
これからも世界中を
暖め続けます
ヨツールは創業170周年
これからも世界中を暖め続けます
ノルウェーで最も有名な暖炉・薪ストーブメーカーのヨツール社は、2023年に創業170周年を迎えます。170年前といえば、日本には黒船と呼ばれたアメリカのペリー提督が来航した年。ヨツールはこうした長い歴史の波を乗り越えながら、北欧の厳しい寒さを暖め続けてきました。 暖炉・薪ストーブは、炎のゆらぎや暖かさ、薪のはぜる音や香りなどが、五感をほぐし、心身を温めてくれる素晴らしい暖房です。しかし、ノルウェー人にとっては、それ以上に大切な存在。 それは、ノルウェーには「住宅には必ず煙突をつけておくこと」という条例があります。なぜなら、国内の主なエネルギーは電力ですが、それだけでは非常に危険だからです。極寒となる冬のノルウェーでは、自然災害などで電力網がダウンすれば、人命に関わります。そんなとき、薪を燃料とする暖炉・薪ストーブは、暖房と調理ができるエネルギーとして、ライフラインとなるのです。 ノルウェーの人々のライフラインとして、また、暖かくリラックスできる空間のインテリアとしての美しさで、長年愛されてきたヨツール。 「暖炉・薪ストーブに最適な鋳物」を追求し、自然と共存する製品づくりをテーマに掲げ、これからも世界中を暖め続けます。
HISTORY
1853
クリスチャニア(現在のオスロ)の郊外に、Oluf Onsumがキャストアイロンの製造工場Kværner Jernstøberi(Kværner Foundry)として設立
1900
ノルウェー最大の薪ストーブ製造工場を建設し、当時の最先端な機械製造企業に発展
1920
Herman Ankerに経営が移り、JØTUL ASに名称変更される
1930
1930年代後半、JØTUL F 602誕生
1960
戦後恐慌の影響で倒産の危機に何度も直面するが、徐々に成長を遂げ、特に液体燃料を使った製品で販路拡大をする
1980
順調に国際的な市場を広げていたが、後半に経済の悪化で再び経営目標を見直す
2000
グローバルネットワークを再構築し、各国に工場や子会社を設立し、現在では世界中で販売
JØTUL F 602 HISTORY
1940年の発売以来、200万台以上販売されたストーブの名品がJøtul F 602。首相の顔は知らなくても、このストーブを知らないノルウェー人はいないと言われるほどです。時代を超えて愛されてきた名品が、Jøtul F 602 ECOとしてヨツールの歴史を語る最新モデルにリニューアルされました。その歴史は、1930年代にノルウェーの首都オスロを中心に教会や橋を建築したBlakstadとMunte-Kaasによるデザイン、そして彫刻家のØrnulf Bastがレリーフを担当。この象徴的なデザインに、ヨーロッパの新しい環境基準をクリアする最新技術を搭載しました。外部から燃焼空気を取り入れることができ、厳しい基準の高気密住宅にも適用します。また、調理機能も増え、標準の熱伝導の良いホットプレートに加え、オプションでスモールホットプレートもご用意しました。歴史を積み重ね、さらに新たなスタートを切ったJøtul F 602 ECO。この小さな巨人を、ぜひリビングへ。
ヨツールの歴史を語るベストセラー商品。本体のサイドにはノルウェー王家の紋章でもあるノルウェーライオンのレリーフがある
JØTUL HISTORY MODEL
ヨツールの歴史を語る上で
欠かせない2モデルが特別に復刻
ヨツール社は2023年に創業170周年を迎えます。数多くの暖炉・薪ストーブを生み出してきたヨツール。その歴史を語る上で欠かせない代表的なJøtulF602 NとJøtulF3 TDの2モデルが、特別に復刻しました。両モデルは1999年を最後に一度生産、販売を終了。ヨツールでは環境の側面から、より燃焼効率を高め、環境にやさしい燃焼クリーンバーンを開発し、その機能を搭載したモデルに移行していきました。今回復刻したモデルは一次燃焼タイプで、現在のクリーンバーン(自動二次燃焼システム)のように焚き始めから高い燃焼効率は得られませんが、燃焼室の温度が高温になれば二次燃焼タイプ(クリーンバーンやキャタリックコンバスター)とほとんど変わらない燃焼が維持できます。またシンプルな設計でメンテナンスも容易。この歴史的モデルは数量限定販売です。