ヨツール製品にはクリーンバーン(自動二次燃焼システム)が搭載されています*。このシステムは、一次燃焼で燃え残った微粒子やガスをもう一度燃焼させることで、環境への有害な排ガスの微粒子やガスの排出を少なくし、その分を暖房熱として効率的な運転を行うものです。(*Jøtul MF 3、Jøtul F 8 TD、Jøtul I 570 を除く)
ノルウェーでの環境に関する意識の高まりは世界でも早く、1950年代頃から始まったと言われています。ヨツール社も、早くから環境に負荷のかからない燃焼の開発に着手し、1981年、世界に先駆けてクリーンバーン搭載の薪ストーブ「201ターボ」を発売しました。これは環境に配慮したクリーンな排気を出すストーブとして画期的な技術でした。
それからも、この新しい燃焼の研究は続き、DRI(Defense Research Institute 防衛研究所)や、SINTEF(ノルウェー産業科学技術研究所)と協力してさらに改善され、1994-1997年にクリーンバーン技術を完全に完成させました。