本体の燃焼調整レバー、そしてクイックベントのある機種はクイックベント(焚き付け専用レバー)も全開にしてください。中くらいの薪を炉内の両サイドに1本ずつ置きます。その上に焚き付け用の小枝を交差させ、さらにその上に中くらいの薪を1〜2本置きます。着火材は交差させた小枝の間に2〜3個差し込んでから点火します。火がついてよく燃えてきたら薪を足します。
薪を追加する場合は、あまり多くの薪を入れる必要はありません。必要以上の高い熱で煙突に負荷がかかってしまいます。また、もっとも避けたい燃焼は不完全燃焼で、炎がくすぶっている状態です。これは、煙突にタールや煤がつくだけでなく、環境にも良くありません。最適な燃焼とは、火がよく燃えており、煙突から出る煙はほとんど目に見えない状態を言います(完全燃焼)。ヨツールの製品は、1時間あたりの適切な薪の投入量を設定しています。詳しくは製品ページをご覧ください。
ここに注意!使用する薪には充分注意してください。塗装されているもの、薬品を注入しているもの、また塩素を含んでいる薪は決して使用しないでください。これらの薪を燃焼すると有害なガスを発生します。さらに海の流木も使用しないでください。この薪は燃焼すると塩素に変化する塩分を含んでいます。