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技術 - 煙突

最適な燃焼に欠かせません
煙突とドラフト
煙突の主な役割は、燃焼のためのドラフトをつくり、屋外に排気ガスを排出することです。最適なドラフトは、最適な燃焼にとって必要不可欠です。ヨツールでは、10-20Pa(1-2mmVC)が基本的によいドラフトだと考えています。煙突はよい燃焼をするための重要な役割を担っています。
密接に関係しているドラフトと配管
高さのある煙突で多くのドラフトを得られます。もしドラフトが足りなければ、煙突を高くすることが解決策の一つです。煙突の直径は、本体についているフリューアウトレットの直径と同じか、それより大きくなければいけません。円形の煙突は、四角形の煙突よりもよりよいドラフトが得られます。そして煙突の曲がりはドラフトを減少させます。極端な曲がりは避け、緩やかな配管にしてください。
ドラフトに重要な燃焼用空気
開放型暖炉は1時間あたり約300㎥の空気が必要です。一方、密閉式暖炉(扉のある暖炉)は、1時間あたり30㎥の空気が必要です。同じ部屋にキッチンの換気扇が設置されていれば、より多くの空気が必要となります。なぜなら、この場合部屋が負圧になり、部屋に煙が流れ込む“逆流”が起こる場合があるからです。外気導入型の本体は、外気から燃焼用空気を用いることでこの逆流を防ぐことができます。
風の影響
高い木、崖や高い建物はドラフトに影響を与えます。この問題は、煙突を高くすることで通常解決できます。極端な場合は、電動式排気ファンを設置する必要があります。この電動式排気ファンでドラフトを安定させることができます。
ドラフト=上昇気流
高い温度はドラフトをより促します。本体と煙突の直径、そして高さがあったとき、最高のドラフトが得られます。強すぎるドラフトは、熱も煙突に吸い込まれる場合があります。その場合はダンパー、電動式排気ファンなどで改善できます。一方、煙突に曲がりを多く使用すると、ドラフトを減少させることになります。
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